
Vanguard(DPS)は10m以内ならほぼ全ての攻撃が射程圏内。
そのため立ち位置をある程度自由に選べる。
防御スキルの少ないTrooperでは位置取りによる防御が非常に重要。
理想は自分が攻撃する相手のみに視線が通っていて、尚且つ味方のヒーラーから見えている状態。
避けるべき状況は複数の敵から見えていて味方ヒーラが見えない位置にいること。
この基本がわかっているだけで生存率が変わる。
常にポジションを気にしていればCCスキルを使い相手の位置を調整して不利な状況に陥れることもできる。
SWTORのWZは視線を遮るオブジェクトがどの戦場にも必ずある。
これを利用するかしないかでは全く別のゲームといっても過言ではない。
誰が見えて誰に見られているのかを常に気にしながらやってみるとスコアアップにつながるかも。
なれてくると見えてるけど見えていない、なんてのもわかるようになる。
間に何も障害物がない状態。
そんな時でも相手がこちらを見ているとは限らない。
カメラが逆を向いているかもしれないし他のことに気を取られていれば見えていてもこちらに反応してこない。
相手を良く見ていると動くコース、顔の向き、使うスキルから何を目的としているのか、どこを見ているのかがわかるようになる。
本来踏み込めば無事ではすまないような間合いに踏み込み、一方的に攻撃をしかけ、安全な場所まで帰還するということが可能になる。
これは特に近接職で大事になる要素。
これができるかできないかではっきりと向き、不向きが出てしまうのが近接職の難しいところだ。
また位置の取り方で相手の力量が大体わかる。
どんな職でもトップレベルの結果を出している人は総じて位置取りが良い。
どの程度視線を意識しているかは個人差があると思う。
でもおかしなポジションにいる人で結果を出せる人は見たことが無い。
位置取りが下手な人から倒すのが定石。
いるべきでない場所にいるのに倒せない場合、それはどこかに上手いヒーラーやタンクがいるということ。
そちらを見つけて分断するなり先に倒すなりすると良い。
また、普段視線に敏感な動きをしている人が危険な位置に出てきた場合は陽動を疑う。
かなりの確立でステルスがドアやノードに向かっている。
以上、気になる視線についてでした。
※追記 「タンクについて」
タンクの位置取りについてちょっと質問を受けたので自分なりの考えを。
タンクのお仕事として思いつくのはタゲ取り、ガード、CC、火力補助など。
このタゲ取りの考え方で色々意見が分かれる。
自分はあくまでも味方が受けるはずのダメージを引き受けることがタゲ取りだと思っている。
ガードやタウントを駆使してダメージを減らすのは誰にでもわかりやすい。
わかりづらいのは位置取りによるタゲ獲得。
目だって相手の注意を引き、味方をフリーにするために行うこの行為。
よく突っ込んで帰らぬ人となるタンクを見る。
とにかく敵に突っ込んでいって大暴れ、というのはわかりやすい。
しかしこれはあくまでもタンク自身が死なないという前提で行わなければならない。
このゲームに限らずMMOの対人では数の優位を保つことが非常に重要。
タンクがタゲを引いて生き残るためにはヒールが必要。
タンクが突出するということはそれをヒールするヒーラーの移動が伴う。
無鉄砲な飛び出しは味方ヒーラを危険な範囲まで引きずり出してしまう危険がある。
自分の耐久力やヒーラーの能力を考慮した上で許容できるダメージのみ引き受けるようにしたい。
また、味方がうまく位置取りをしていてタゲを切れている場合。
タンクも他のDPS同様に相手からの視線を限定し、無駄なダメージを受けないよう火力補助にまわる。
本来発生しないはずの被ダメを発生させるようでは本末転倒。
目的はグループ全体が受けるダメージ総量と瞬間被ダメージの軽減。
タンクでも状況に応じて不要なダメージを受けないよう立ち回る事が必要なんじゃないかなと、自分では思っています。
これが正解とかではありません。
色々考えるのもPvPの楽しみだよね。